家族での海外旅行には何度か行っていましたが、鮮烈な国際社会へのデビューは、子供たちが小学校6年のときでした。
CISV
というNGO団体で、国際子供キャンプに行き、一ヵ月間異国の地で生活したのです。
国際平和を築上げるためには、言葉や文化の壁が出来上がる前に、交友関係を構築することで、自然に思いやりのある国際感覚ができる。という信念のもとに、CISVでは毎年60年以上の派遣や受け入れを続けています。
子供たちはこの経験を通じ、世界中に友人が出来て、自然にコニュニティーに参加し、より深く交流したいモチベーションが、現在も言葉に対するベクトルを引き上げています。
勉強しなさいと言わない、成績を修めなさいと言わない。なぜなら子供たちが、世界で交流するためには、日本語だけでは物足りない。未来につながるコミュニケーション欲求が原動力。大人になる前に、やりたい、学びたいことが、たくさんあります。今日も一つ一つ積み上げています。
小学生の時に思い切って、一ヵ月間送り出したことが、ずっとつながっています。たくさんのご縁に感謝します。
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