フィリピン人の優しさは世界でも折り紙つき!困っている人や迷っている人に優しいのです。たまに、わずらわしかったり、下心が見えたりしますが、ホスピタリティが高い!世界の5つ星ホテルでは、たとえ中華系の世界ホテル チェーン でもフィリピン人が多く働いています。 英語が話せて、機転がきくフィリピン人労働者が必要とされています。
先日、娘たちと大きなショッピングモールで休日を過ごしました。フードコートのようなところで、簡単なブランチを食べて、ぶらぶらとショッピングへ。ハッと気が付くと、下の娘のバックがない!突き詰めたら、どうやらフードコートに置いてきたようなのです!携帯(iPhone)、顔写真入り住所入り身分証、家の鍵など・・・青ざめて引き返しました。
頼むから、出てきてくれ~。
フードコートのガードマンに娘が聞くと、「サービスカウンターに届けましたよ。あの人が見つけてくれました。」その指先の場所は紛れもなく私たちが食事していた座席。「本当にありがとうございました。」「どういたしまして。」と優しい笑顔のフィリピン人男子学生。
別日、やはりショッピングモールでのこと。上の子供が持っていたはずの赤い袋がない!と言い出しました。いつからなのか思い出せない。どこで無くしたのかもわからない。ノートパソコン、家の鍵、IDなど。途方にくれた。どこに聞いたらいいの~!案内所、レストランなど聞きまわりました。フィリピンではショッピングセンターなどに入るときは、テロ対策で、ボディチェックとともに、バッグの中を確認されます。入口のガードマンが、「赤い袋ならありますよ。これですか?あなたは持ち物確認で、自分の荷物を受け取らずに通過してしまったのです。」 「まさに これです!ありがとうございました。」フィリピン人ガードマン、優しいぞ。
先日は、一人で街中に食料の買い物に。こういう時は、現地の人に溶け込むように派手な服やバッグはいっさい持ちません。トライシクル やジープニーも乗るからです。精算のときに財布は出さず、小銭を出せるようにポケットに入れておきます。トライシクルをおりて、道路の交差点を小走りで横切っったとき、後ろの自転車の人がタガログ語で話しかけてきました。指さす地面には私の落としたと思しき小銭。「落としましたよ!ポケットから」って教えてくれたのね。フィリピン人のサイクリング男性も優しい!
そのあと、ジープニーにて。杖をついた足の不自由なおじいさんが乗車してきました。おばさんが座っていたはずの、入口近くの座りやすい席がささっと空けられ、 その人の着席を待ってから、出発しました。 運転手はさっきまでの荒っぽい出発はしませんでした。その人が降車するとき、入口の中学生くらいの男の子が手をつないで、降車を手伝ってあげていました。すべて一瞬の断片的なシーンですが、私はしっかりと見ましたよ。フィリピン人のホスピタリティ。
まとめとして、悪い人はどこにでもいます。良い人も。フィリピン人、ちゃんとしてますよ。一般的な場所で入口のドアをあけて、レディファーストの姿勢。電車でもバスでも、何度も席を譲ってもらいました。だから、すし詰めの満員バス車両、私もフィリピン人の子供と一つの席を 自然に 分けっこして座ります。
ベビーカーのお母さんが私の後から入口に入ろうとしたときは、蝶番ドアを開閉して助けます。
今日も フィリピンでも あちこちから「サラマッポ」「ワランアヌマン」が飛び交っています。
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